伊平屋じま

2010年10月31日

Posted by nahagasuki at 15:46 │Comments( 0 )
伊平屋島に行ってきました。
ムーンライトマラソンでランナーには有名な島です。

沖縄県の最北端(辺戸岬)より、北北東40kmくらいにある島です。その海域には、有人島が三つ無人島が2-3あります。この有人島のうち、最北端の伊平屋島は第一尚王朝の出身地、伊是名島は、第二尚王朝の出身地として、沖縄の歴史上重要な地域といえます。
尚家にまつわる古墓はきれいに管理さており、島や集落には伝統的な祭りや言い伝えがおおく、御願/拝所といわれる宗教史跡が多く残されています。御願は、現在でもきれいに保存され島民の重要な信仰の対象になっています。

海空星は最高!!! 魚もおいしい静かな島です。伊平屋じま伊平屋島南端より、野甫島の景色

また、集落ごとに大切にされている史跡、御願/拝所も神聖な場所として手入れがなされ
パワースポットであると感じます。

島全体の祭りも、伝統にのっとり、神女が代々受け継がれ、古式にのとった行事として有名です。『海神祭』

集落の『神あしゃぎ』 祭りの祭、神様が休憩するところと言われています。集落ごとにあるそうです。今回は2つの集落のあしゃぎを見てきました。周辺や参道にも、御願 古井戸などがあり神聖な場所です。
伊平屋じまあしゃぎは、高さ数十センチの柱にわらぶき屋根が乗っているような外観で、中は空洞のようです。この写真の右側の建物は、のろ の拝殿とのこと。集落によって違いはあるようですが、ここ(我喜屋)のあしゃぎは参道から御願があり、古井戸もあり、静謐な雰囲気が漂います。






伊平屋じま あしゃぎを拡大下写真です。これは、島尻のあしゃぎ。後ろは拝殿
あしゃぎ は 足上げ だそうで、神さまが足を上げる(休憩する)といった意味があるようです。

このほか 竜神を祭った御願など集落単位にあり、ガイドマップを片手に探していると15-16世紀の尚王朝時代に迷い込んでしまったと錯覚してしまいます。





海ももちろんきれいです。また別Pagedで紹介させてください。











 
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